SBIVCは2019年1月下旬に仮想通貨の出金が可能になることを発表しました。
出金先はSBIVC指定のハードウェアウォレット「Cool X Wallet(クールエックスウォレット)」のアドレスに限定されるとのこと。
📢【お知らせ】
1月31日より、仮想通貨の送付(出庫)サービスの提供を開始いたしました。XRP|BTC|ETHを、当社指定のハードウェア・ウォレットを利用して送付することができるようになりました。
⇒ https://t.co/LeAHG14Kq1
※指定ウォレットの詳細
⇒ https://t.co/k1Ot6dNumX #SBIVC pic.twitter.com/UgtxYjcPtb— SBI Virtual Currencies (SBIバーチャル・カレンシーズ) (@sbivc_official) 2019年2月2日
>>仮想通貨の受取・送付サービスに関するお知らせ (PDF)
今回は、出金先となるハードウェアウォレット「Cool X Wallet」について解説します。
Video of Cool X Wallet #SBIVC #XRP #coolxwallet pic.twitter.com/FjctKexNKB
— Tony Stark XRP (@kissy_77) 2019年2月10日
目次
Cool X WalletはCoolWallet Sがベース?
SBIVCのハードウェアウォレットは台湾のCoolBitX社のCoolWallet Sをベースとしたものと考えられます。
根拠としては、SBIがCoolBitX社の資本の40%を出資していること、ハードウェアウォレットの形状がCoolWallet Sとほぼ同じであることです。
SBIはCoolBitX社に出資
SBIの仮想通貨関連企業への出資状況資料にCoolBitX社が載っています↓
また、CoolWallet SのWebサイトのパートナー企業にSBIホールディングスが載っています↓
SBIの出資時(2018年3月)には、SBIホールディングス代表取締役社長の北尾氏がCoolWallet Sを手にもって、CoolBitX社のCEO Ou氏と記念撮影しています。
@coolwallet and @sbi_bits strategic partnership will help bringing crypto to mass adaption. #blockchain pic.twitter.com/03zOLr3LdZ
— Michael Ou (@CoolBitXCEO) 2018年3月24日
Cool X WalletとCoolWallet Sは形状が同じ
Cool X Walletの形状は、CoolWallet Sとそっくりです。
まったく同じ形状ですね!
液晶、ボタンの位置など同じです。
SBIが出資しているCoolBitXクールビットエックス社の「ウォレット」とSBIVCの出庫サービス
んんん!?#SBIVC #CoolBitXhttps://t.co/VDGNIO5dYi pic.twitter.com/JK3qFGF5jm
— 👑POLUE🌙 長期投資家@CRYPTO (@bluemoon_crypto) 2018年12月21日
また、ハードウェアウォレットのアプリについてもほぼ同じようなユーザーインターフェースです。
Cool X Walletのアプリ↓
CoolWallet Sのアプリ↓
メニューの位置やアイコンなどかなり同じですね!
以上のようなことから、正式にSBIVCからアナウンスされていませんが、SBIVCのハードウェアウォレットはCoolWallet Sをベースとしていると思われます。
Cool X Walletの利用条件
Cool X Walletの利用には条件があり、現時点(2019年1月末)でSBIVCでの仮想通貨保有額が100万円以上じゃないとダメなようです。
#SBIVC さんに電話で確認しました^^
先日発表された「Cool X Wallet」のキャンペーンについてですが、2019年1月30日午前6時時点で口座を開設済だったのが1つの条件、2つ目が1月30日午前6時時点で日本円評価額で1,000,000円以上保有。この両方の条件を満たしていないといけないようです。— daikoku (@daikokunet009) 2019年2月4日
【追記】2019年2月5日(火)に30万円以上の保有者に対象が拡大されました。
SBIVCが仮想通貨の送付(出庫)サービス開始に伴うキャンペーン対象を拡大!
30万円以上を保有で無料になるとのことhttps://t.co/Dkip8oC9VO pic.twitter.com/wedfFeUHfu— すぎ@王国民 (@fmarx7) 2019年2月5日
【2019/4/6追記】2019年4月1日(月)に10万円以上の保有者に対象が拡大されました。
📢【Cool X Walletサービス拡大キャンペーン】
ご好評につき、Cool X Walletサービス拡大キャンペーン(第2弾)を実施!
キャンペーン対象の方は、ぜひお早めにお申し込みください。
▼詳細はこちらから▼https://t.co/IEHM9IWKmH#sbivc #仮想通貨 #暗号資産 #キャンペーン #CoolXWallet pic.twitter.com/hxghYB2ysg— SBI Virtual Currencies (SBIバーチャル・カレンシーズ) (@sbivc_official) 2019年4月2日
Cool X Walletの対応通貨
送付&受け取れる仮想通貨は全部で4種類です。
- XRP(エックスアールピー)
- BTC(ビットコイン)
- ETH(イーサリアム)
- BCH(ビットコインキャッシュ)
すべてSBIVCで取り扱っている仮想通貨になります。
CoolWallet Sがベースなのであれば、ライトコインやERC20トークンなんかも扱えるはずですが、現状は4種類です。

Cool X Walletはハードウェアウォレットの貸出サービス
一般にハードウェアウォレットは購入すれば自分のものになりますが、Cool X WalletはSBIからハードウェアウォレットを貸出されるタイプのサービスになります。
(CXW の所有権の帰属等)
第 7 条 CXW の所有権は当社に帰属します。
2 当社は、お客様に対して CXW を貸与します。
3 お客様は、善良な管理者の注意をもって CXW を管理するものとします。
貸し出し期間は24ヶ月です。
(CXW サービスの期間)
第 13 条 CXW サービスの期間は、CXW がお客様のお手元に届いた日の属する月の翌
月 1 日から 24 か月間とします。
Cool X Walletは無料?有料?
Cool X Walletは無料のサービスです。
(CXW サービスの対価など)
第 15 条 お客様から、CXW サービスの対価はいただきません。
当初は2年間で7,200円の利用料金が必要でしたが、途中から利用料が無料になりました。
*SBIVCのキャンペーンで以下の条件に合致すると、Cool X Walletサービスを利用することができます。
■条件
2019年1月30日午前6時時点で当社に口座をお持ちのお客様で、当社取り扱い仮想通貨を日本円評価額で1,000,000円以上保有しているお客様
■期間
2019年2月2日~2019年2月28日(予定)
仮想通貨の送付(出庫)サービスをより多くのお客様にご利用いただけるようCool X Walletサービス無料キャンペーンの対象を以下のとおり拡大いたしました。
■条件
2019年1月30日午前6時時点で当社に口座をお持ちのお客様で、原則として、当社取り扱い仮想通貨を日本円評価額で300,000円以上保有しているお客様
■期間
2019年2月5日~2019年2月28日(予定)
ご好評につき、より多くのお客様にCool X Walletサービスをご利用いただけるよう、下記のとおり、キャンペーン第2弾を実施いたします。
■条件
当社に口座をお持ちのお客様のうち、下記いずれかの条件を満たす方
- 2019年4月1日午前6時時点において当社取り扱い仮想通貨を日本円評価額で100,000円以上保有
- 2018年12月21日以降に仮想通貨の受取(入庫)サービスを一度以上利用
■お申し込み期間
2019年4月1日(月)20:00 ~ 2019年5月31日(金)17:00(予定)
2019年7月31日に当社は取引所(VCTRADE Pro)サービスを開始いたしました。本サービスの開始を記念して、Cool X Walletサービスを無料でご提供するキャンペーンを実施いたします。
■条件
当社に口座をお持ちのお客様のうち、下記いずれかの条件を満たす方
1.2019年7月31日午前6時時点において当社取扱い仮想通貨を一定数量以上保有するお客様
XRP:10以上 、 BTC:0.0001以上 、 ETH:0.0001以上
2.2018年12月21日以降に仮想通貨の受取(入庫)サービスを一度以上利用されたお客様■お申し込み期間
2019年8月1日(木)7:00 ~ 2019年9月30日(月)17:00(予定)
Cool X Walletから仮想通貨を盗難された場合の補償
利用者に全く過失がなく、Cool X Walletに預けていた仮想通貨が盗難された場合は、上限1千万円の補償があります。
SBIVCでの盗難に関する回答をもらった。
利用者に全く過失がなくCool X Walletに預けていた暗号資産が盗難された場合、
1000万円分は保証するとのこと。
取引所に預けていた場合はケースバイケースで確実な事は言えないというニュアンスだった。— blank (@blank42908) 2019年2月6日
Cool X Walletのサービス約款に、SBIの過失(従業員の不正?)の場合の補償についての説明があります。
債務不履行、不法行為、その他法律上の請求原因を問わず、当社が、お客様に対して賠償する損害の範囲は、①当社の行為を直接の原因として現実に発生した通常の損害に限定され、間接損害、特別損害等を含まず、かつ、②適用法令上許容される限度において1千万円を上限とします。
一方、物理的にCool X Walletが盗難された場合については、補償されないのでその点は注意してください。
第6章 免責事由など
(免責)
第 17 条 次の各項に掲げる事由によりお客様に生じた費用、損失及び損害(以下「損害
等」といいます。)については、当社はその責めを負わないものとします。中略
(15) CXW の紛失、盗難、その他の態様による CXW の占有をお客様が喪失
したことによりお客様が被った損害等
cool X wallet の件確認しましたが、あくまでハッキングなどあった際にこちらに過失がない場合のみ補償対象ということ。この過失の判断がどうなるか次第のようです。ハッキングにこちらの過失が無いかというと難しいとこですよね。
wallet自体の紛失については連絡したら再発行はできるみたいです。— 👕パジャマおじさんみちみた👖@プロXRPer (@michi_mita) 2019年2月8日

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