この記事ではTREZOR Model Tのファームウェアのアップデート方法を知りたい方に向けて、手順を図解で解説しています。
アップデート作業にかかる時間は約10分ほどです。
アップデートでデバイスに新しいセキュリティ対策が適用されたり新しく開発された機能を使えるようになるので定期的に行いましょう。
目次
TREZORを更新する必要があるか確認
まずはTREZOR Model Tのファームウェアをアップデートする必要があるか確認します。
TREZOR Model Tとパソコンを付属のUSBケーブルで接続し、パソコンのブラウザ(Chrome)でTREZORウォレットにアクセスすると、新しいファームウェアがリリースされている場合、画面上部に更新を促すバーが表示されます。
このバーが表示されている場合はファームウェアをアップデートしましょう。
TREZOR Model Tのファームウェアアップデート手順
ではアップデート手順を具体的に説明していきます。
TREZORウォレットページ上部に表示されているバーの「詳細を表示」ボタンをクリックすると、アップデート手順が表示されます。
↓↓アップデート手順↓↓
- TREZOR Model TからUSBケーブルを取り外す
- TREZOR Model Tのタッチスクリーンで指をスワイプさせながらUSBケーブルを差し込む
- デバイスのブートローダーモードで接続を確認する
TREZOR Model TからUSBケーブルを取り外す
TREZOR Model TからUSBケーブルをいったん取り外します。
理由はUSBケーブルの再接続時に、TREZORをブートローダーモードで起動するためです。
TREZOR Model Tのタッチスクリーンで指をスワイプさせながらUSBケーブルを差し込む
ブートローダーモードで起動するため、TREZORのタッチスクリーンを下から上へスワイプしながらUSBケーブルを差し込みます。
左手でスクリーンをスワイプしながら、右手でUSBケーブルを差し込めばうまくいくかと思います。
はじめてアップデート作業をする際、私は説明文だけだとやり方がよくわからず戸惑いました。上のリンク先のGif動画を見てもらえばどんな操作かすぐ理解できるので、いまいちよく分からないという方はぜひ見てみてください。
私の場合、動画よりもゆっくりスワイプするとすぐにできました。
デバイスのブートローダーモードで接続を確認する
ブートローダーモードで起動できれば以下の画面が表示されます。
右下のチェックをタップします。
ファームウェアのアップデート
ファームウェアのアップデート中に何かあってもすぐに復元できるように、リカバリーシード(12個の単語)を用意しておきます。
「リカバリーシードを持っています。」にチェックをいれて「Update to version バージョン番号」ボタンをクリックします。
ファームウェアのインストールが開始されます。
「Trezorが再起動するまで待ってください。」と表示されるので、TREZOR Model Tでの操作にうつります。
アップデートするかTREZOR Model Tの画面にて確認されるので、右下のチェックボタンをタップします。
アップデートが開始されます。
1分くらい待っているとアップデートが完了します。
アップデート完了後、Trezor Walletのログに”relaeasing”と表示されます。
あとは、TREZOR Model TとパソコンからUSBケーブルを外して終了です。
アップデート作業についての感想
はじめてアップデート作業をする前は、手こずってすごく時間がかかりそうな気がしていたのですが、全然そんなことはなく10分もかからず終了しました。
ハードウェアウォレットはセキュリティーが一番重要だと思うので、アップデートなどのメンテナンスをしやすいものを選ぶべきだと感じました。

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