この記事では、ハードウェアウォレットTrezor Model Tの初期設定方法を解説しています。
目次
Trezor Model Tをパソコンに接続
Trezor Model TのUSBケーブル接続部にホログラムシールが貼ってあるのでまずはがします。
けっこう強力に貼ってあるのでかなりはがしにくいです。はがした時にかなりの確率でシールが残りますが、こすってはがせばきれいになります。
シールをはがせたら、Trezorとパソコンを付属のUSBケーブルで接続します。
trezor.io/startにブラウザでアクセス
初期設定をするためtrezorのWebサイトにアクセスします。
Trezor Model Tを選択し、Trezor Beta Walletへアクセスします。
パソコンにTrezor Brigdeをインストール
TrezorとChromeなどのインターネットブラウザを接続するため、Trezor Bridgeをパソコンにインストールします。ウォレットページにダウンロードページへのリンクがあるのでクリックします。
利用しているパソコンのOSを選択し、ダウンロードボタンをクリックします。
Trezor Bridgeのインストール実行ファイルがダウンロードされるので実行します。
インストールフォルダを選択し、Installボタンをクリック
インストールできたか確認します。できていればバージョン情報が表示されます。
Trezorにファームウェアをインストール
Trezor Beta Walletで、「デバイスを確認」ボタンをクリックするとポップアップが表示されるのでTREZORを選択し、接続ボタンをクリックします。
Trezorへのファームウェアインストール画面になるので、「ファームウェアをインストール」ボタンをクリックします。
ファームウェアのインストールが完了するまで待ちます。
新規ウォレットの作成
Trezorの新規ウォレットを作成します。
Trezor Model T本体での設定に移ります。
Do you really want to create a new wallet?(本当に新しいウォレットを作りたいですか?)と表示されているので、右のチェックボタンをタップします。
バックアップをしてください!と表示されるので、TrezorのWebサイトでの設定に戻ります。
バックアップの作成
バックアップを作成するため、「3分でバックアップを作成します。」ボタンをクリック
リカバリーシードをデジタルでコピーすべきでないことを理解して次に進みます。
Trezor本体でもバックアップのリカバリーシードをコピーしてはいけないこと、オンラインにアップしてはいけないことの注意が表示されます。理解したら「I understand」をタップします。
リカバリーシードが12個表示されるので、付属のリカバリーシードの記入用紙に12個書き留めます。
12個ワードを書き留めたら、「Hold to confirm」をタップします。
リカバリーシードの確認画面になるので、Trezorの指示に合わせて、n番目のワードをタップ入力します。例えば、次の画面だと5th wordと表示されているので5番目に書き留めたワードを入力します。
リカバリーシードの入力例↓
リカバリーシードの入力を間違えた場合は、以下のようなエラーが表示されます。
2回リカバリーシードを入力確認できればバックアップの作成完了です。
デバイスに名前をつける
次にデバイスに名前をつけます。サンプルから名前を選ぶか、自分で入力して名前をつけます。
つけた名前がTrezorのタッチ画面に表示されればOKです。
PINロックを設定
Trezor本体でPINロックを設定します。
4桁~8桁でPINコードを設定して右下のチェックボタンをタップすれば完了です。
あとは、TrezorからのニュースレターやSNSアカウントの紹介があるので、情報を受け取りたい場合は登録したりフォローしたりしてください。
これでTrezorの初期設定は完了です。

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